体調管理
いよいよ暑くなってきました。6/29はとうとう気温35度の猛暑日を記録。ここからの体調管理は本当に大切です。 水分はこまめに取ることはもちろんですが、ご存じとは思いますが塩分補給も重要です。汗は水分と一緒にかなりの塩分も消失します。水分だけ摂取しても電解質を補給しないと低張性脱水と言って、皆さんが認識しているいわゆる脱水症状を呈します。イオン水、スポーツドリンクがお勧めですね。 また適度のエアコンは効果的ですが、長時間かけたり効かせすぎたりすると室内が乾燥し喉が痛くなって風邪症状が出てきます。暑い日が続きますが暑い時間帯だけ使用するとか、定期的な室内の換気をするなどに努めてください。 最後に持病を持っている方、特に心臓、高血圧を患っている方に注意いたします。水分と塩分を摂取することは非常に大切ですが、摂り過ぎはとっても危険です。特に心機能が悪化している方が水分を摂り過ぎると心不全になります。つい先日も80歳代の方が近所の方に水分をいっぱい取りなさい、1日最低2リットル以上飲みなさいと言われたらしく、その通りに実行したら足がむくみ呼吸困難になり心不全になってしまいました。救急車で病院に運ばれ適切な処置(利尿剤で身体の水分を抜く)をしていただいたので3日で退院できました。水分は重要ですがこのように摂り過ぎても身体に影響を与えてしまう方がいますので、周りの方も重症な心臓病があるかどうかを確認の上水分補給を勧めてください。 またお子さんは遊びに夢中になると水分を摂りません。保護者の方に気をつけていただいて、こまめに摂取させるようお願いします。 夏はとっても楽しい時期であり、危険な時期なのでしっかり対策を講じましょうね。