にしかわ医院～院長の独り言～

  2月後半ですが、まだまだ寒い日が続いています。それでも花粉症の敏感な方は既に症状が出始めているようですね。これからさらに気温が上昇すると花粉症シーズン本番を迎えます。早めの内服薬の服用をお勧めします。 インフルエンザはなんとなく下火になってきましたが、また嫌なものが流行り始めています。嘔吐、下痢、腹痛！　えっ、またノロウイルス！？ 先週の半ばから胃腸系の不具合を訴える方が急増しています。インフルエンザも胃腸症状を呈することがありますが、そういう患者さん方にインフルエンザ検査を行っても多くの場合は陰性なんです。となるとノロやロタウイルスの可能性があります。インフルエンザと違ってノロウイルスの抗体は1～２ヶ月で消えてしまうため１シーズンで２～３回罹ってしまうことはあります。乾燥に強く湿度に弱いウイルスなので、湿度が上がってくると大丈夫だと思いますが、もうしばらくは十分ご注意ください。 本格的に暖かくなるのはあと1ヶ月ほど先ですかね。年度末、年度始めでいろいろな行事があり忙しくなると思います。転勤、引越し、卒業、卒園、就職、入学、入園、etc。それに伴う送別会や歓迎会、お花見だって待っています。体調を崩している場合ではないですよね。季節の変わり目、気を付けて過ごしましょう！

  まだまだ雪が残る中、友人と箱根に行ってきました。箱根湯本から上はかなり雪が残っておりまさに雪国状態。 横浜から1時間余りですが、全くの別世界に来た感じでした。 箱根登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイと乗り継ぎ、大涌谷へプチ観光。以前もこのコースは行きましたが観光客、特に外国の観光客の方たちでいっぱいでした。この観光ルートは普段ではなかなか経験できない雰囲気のあるコースなので大好きなんです。 あとは雪を見ながら露天風呂でゆぅ～くり！何をするわけでもありませんでしたが、リラックスできました。 さあ横浜での日常はというと、インフルエンザが猛威を振るっています。自分も身体に気を付けて、皆さんの健康管理のお手伝いができるように頑張ります！

  インフルエンザが猛威を振るうさなか、すごい雪でしたね！ 昨年も大雪の日がありましたが、年に1回は横浜でもこんな日があるんですね。 土曜日は朝からすごい雪でした。こんな日だから開店休業状態かなと思ったら、ほぼいつもの土曜日と同じ状態でたくさんの患者さんがいらっしゃいました。やはりインフルエンザの流行はすさまじいものがあります。 大雪が降ったとはいえ、まだまだ乾燥する日が続きますので、インフルエンザウイルスはもうしばらくの間は、世間に氾濫している状態ではないでしょうか。 入試の真っ最中の方もいるでしょうし、卒業式を控えている方もいるでしょう。そういう方、そして周りの方も含めて予防に心がけましょうね！

  立春を迎えましたが、まだまだ真冬が続いています。寒暖の差が激しいですので体調を崩さないように、規則正しい生活を心がけましょうね。 先日もブログで書きましたが、やはり今年のインフルエンザは例年と違います。前回のブログでは、ワクチン接種者と未接種者のインフルエンザ罹患者の割合は1：9くらいと書きました。ここに来てその割合が3：7くらいになってきました。 なんだワクチンは効果がないのか！と思われるかもしれませんが、そうとも言えません。ワクチン接種されていてインフルエンザになってしまった方は本当に症状が軽いです。「なんか身体がだるいな、でも熱は36.8度くらいしかないや。」このような症状の方が意外とインフルエンザに罹患しています。ワクチンのおかげで、ウイルスは表面的には付着するけど、身体の深くに入り込み増殖するまでには至らないようですね。（未接種の方はかわいそうですが、かなりつらそうです。） 要は埃っぽい部屋の中に長時間いれば、部屋から出てきても身体の表面に必ず埃は付着してしまいますよね。そんな感じなのかなと自分なりにイメージしています。現在の環境はいたるところにウイルスがいる状態だと思われます。その中で生活をしなければならないわけだから、嫌でもインフルエンザウイルスに触れてしまっているでしょう。ワクチン接種をしている方、していない方、どちらの方もマスクの着用、外出後の手洗いうがいをしっかり行ってください！ 花粉症の方も出てきましたかね～。身体に気を付けて暖かい春が来るのを待ちましょう！