6/9 パシフィコ横浜で第1回がん撲滅サミットが開催されました。勝手ながら6/9の午後を臨時休診にして参加してきました。 6/9の午後に来院されてしまった患者さんもいらっしゃったようで、大変ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。 私がこの会に参加したきっかけは、この会を主宰する大会委員長からの連絡でした。大会委員長は昔からの友人で医者に成り立ての頃、研修病院でともに苦楽を分かち合ったまさに戦友と言っていい存在です。彼は私と違って今や世界に名をはせる有名医師になっています。今年の4月でした。横浜でがん撲滅サミットをやる。横浜と言えば西川がいる。この会を盛り上げるために是非協力してくれないか。ということでした。とてもうれしい申し出ではありましたが、自分は細々と小さなクリニックをやっている、しがない一開業医にすぎないので、こんな大きな会の協力など出来ないと思っていました。 それでも「横浜で何とか成功させたいから手伝って欲しい」という戦友からのお願い。がん撲滅は我々医師にとっても必ずや実現させなければならない課題ではありますが、そう簡単には解決できるものではなく非常に難しい問題です。役に立ちたいのはもちろんですが、こんな自分に何ができるのだろうといろいろ考えました。 とにかく横浜市民に、そして日本全国民にがん撲滅サミットが開催されていることを知ってもらわないといけない。自分のできること何だ!?私は横浜・F・マリノスに後援して頂けるよう頼んでみることにしました。 以前にもブログに書きましたが、自分にはマリノスやベイスターズの選手とかなり交流があります。プロ野球は交流戦の真っただ中。Jリーグは幸いなことに第1ステージと第2ステージの中休み。知り合いのK選手に話をしたところ「自分の一存では決められないけれど、ものすごくいい話だから責任者に話を持っていきます。」と言ってくれました。すると本当に迅速な対応で翌日、マリノス球団から是非協力させて欲しいとお返事をいただきました。 それからは話がスムーズに進み、5/30日産スタジアムで行われたガンバ大阪戦でがん撲滅サミットのPVをオーロラビジョンで流して頂き、数名の選手も参加して第1回がん撲滅サミットは大成功で幕を閉じました。この会で特に印象深かったのは乳がんで奥様を亡くされた俳優のダンカンさんのお話でした。がんを宣告され奥様...