にしかわ医院～院長の独り言～

  　お風邪はひいていませんか。インフルエンザも心配ですが、今は胃腸系の風邪が流行っています。気を付けてください。 　今回は我が町、「横浜」について独り言。 私は東京出身です。横浜に来たのは１５年前。東京に住んでいる者から見た横浜のイメージは「おしゃれな港町」。実際に来てみて感じたことは、都会ではあるけど東京のような大都会ではなく、古いものと新しいものが混同したこじんまりとした町という印象でした。私は10年以上も横浜に住んでいるのに観光名所みたいな有名な所にほとんど行ったことがありません。先日、初めて山下公園から出るマリンシャトルに乗りました。 海から見るマリンタワー、ベイブリッジ、みなとみらいは普段と違った趣があり、とても良かったですよ。その後、山下公園、中華街等をあてもなくブラブラ散策しました。 いつも車で何気なく通り過ぎるだけだったのですが、意外にもいろいろな発見がありました。これからもっと自分の町に目を向けて新しい発見をしたいと思います。

  　新型インフルエンザで、世間は話題もちきりです。しかし、あまり大げさに考えないでください。過剰な反応でパニック状態になるのが一番心配です。的確な情報を得て慌てずに行動してください。 　今回は気管支喘息について。気管支喘息は苦しくて嫌な病気です。私は小さい頃からずっと喘息を患っており、小学校時代には入退院を繰り返していました。症状がひどく入院していた時は酸素テントに入っていたほどでした。年を重ねて行くにつれ、症状は軽くなっていきましたが、医者としてお恥ずかしい話、しっかりした治療をしなかったため、大人になってからも度々発作が出ていました。医院を開業するときに、これではだめだと思い、約一年間ですが真面目に治療を行いました。現在はまったく発作はありません。喘息の治療は、発作の出ていない元気な時の治療が最も大切です。発作がなく苦しくないとき、ほとんどの方は治療をしません。発作が出て苦しくなったときだけ薬をもらいに来院されますが、これでは絶対に完治しません。発作が出ていなくても少なくとも一年間は治療を継続してください。 実は医者になってやろうと思った理由は、自分が喘息で苦しんだからです。医者になって多くの人の喘息を治すんだという志があり医者を目指しました。だからちょっとうるさく感じるかもしれませんが、喘息の方には厳しく指導しながら治療をしてます。苦しさが分かっているだけに何とかしてあげたいという気持ちが強くあります。 喘息は体質だから治らないなんて思わないでください。 適切な治療 を続ければ完治できますので、きちんとした治療をして苦しい喘息とおさらばしましょう。

  皆さん、ＧＷはいかがお過ごしでしたか。気分一新、また気持ちを引き締めてお互い頑張りましょう。 今回は、私の新しい趣味について独り言。 モーターパラグライダーって知っていますか。背中にでっかい扇風機みたいなものをしょってパラシュートのようなグライダーで空を飛ぶ遊びです。普通のパラグライダーは山の斜面から飛び降りますが、モーターパラグライダーはエンジン付きなので平地から飛び立つことができます。 私は小さい時より飛行機が大好きで、空への憧れは人一倍ありました。今年の２月からスクールに入り、休みの日に茅ヶ崎や平塚の海岸より飛んでいます。空は本当に素晴らしい！普段平面の生活しかしていませんが、空中はまさに三次元。本当に異次元の世界です。先日地上300m位まで上がりました。1000m以上上がれて、５～６時間も飛んでいられるようですが、自分は初級者なのでそこまで飛べません。高い所が嫌いな人はたくさんいると思いますが、自分はぜんぜん大丈夫。これだけ広い空間を独り占めできるなんて、空を飛んでいるときは、最高に幸せな瞬間です。もっと上手に飛べるようになったら海だけでなく、紅葉で色づいた山や渓谷も飛んでみたいと思っています。