溶連菌感染症
暖かくなってきて過ごし易くなってきました。花粉症も下火ですし医院のほうも少し落ち着いています。ところが、ちょっと嫌なものが流行りだしました。溶連菌感染症です。 小さいお子さんを中心に1日に3~4名くらい出ています。溶連菌感染症は高熱、喉の痛みと発赤、時に身体全体に出る発疹が主症状です。よくある風邪と言えばそうなんですが、普通の風邪と違って腎臓をやられてしまうことがあるので注意の必要な病気なんです。 抗生剤がよく効くので心配しすぎることもありません。しかし熱が下がって症状がなくなっても10日間ほど抗生剤を飲み続ける必要があります。簡単な検査で診断できますので、前述したような症状があるようでしたら検査を受けられたほうがいいでしょう。また非常に感染しやすい病気でもあるので、インフルエンザの時と同様に手洗い、うがいはしっかりやりましょう。 体力、抵抗力が十分あるときは、そうそう感染はしません。年度が変わって疲れが出やすい時期なので、身体を休めてくださいね!