とびひ
やっと梅雨が明けました。夏で~す!暑い日が続くんだろうけど、なんとなくウキウキしますよね。海に山に海外に。みなさんどこに行かれるのかな?いっぱい楽しみましょう!
今回は夏にできやすい皮膚病、「とびひ」について。「とびひ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、字のごとく飛び火する皮膚病です。正式には伝染性膿痂疹といいます。虫刺されでもあせもによるものでも、掻き壊してジュクジュクさせると起こってしまいます。細菌が付着していて他の部位に感染します。とくにプール、お風呂のような水が貯まっているところに入ると、感染しやすくなります。(川や海のような流れのあるところではあまり感染しません。)どうすれば「とびひ」にならないか。掻き壊さないこと、それしかありません。原因は何であれ痒みがあったら、掻き壊す前に適切な軟膏を塗って痒みを止めましょう。もし「とびひ」になってしまったら、また何を塗って良いのか分からなかったら、すぐに病院に来てください。たかが痒みと思って放って置くと、ひどいことになります。場合によっては入院することもあるんですよ。
夏はいろいろと皮膚病が出てくる季節です。こじらす前に早めにご相談ください。