乳幼児の肺炎球菌ワクチン
最近は天候が悪く寒暖の差が激しいですが、皆さん体調を崩していませんか。
ご存知の方も多いと思いますが、2月末より乳幼児の肺炎球菌ワクチンの接種が解禁になりました。当院でも3月8日より受付を開始しようと思っております。
このワクチンに関して簡単にご説明します。
1)接種年齢・・・・2ヶ月より7ヶ月未満が標準。ただし9歳以下まで接種可能
2)接種回数・・・・初回接種は1ヶ月間隔で3回接種
追加接種は3回目接種より2ヶ月間以上あけて1回接種
以上が標準の接種方法です。
尚、7ヶ月以上12ヶ月未満の方、12ヶ月以上24ヶ月未満の方、24ヶ月以上9歳以下の方はそれぞれ接種回数、方法が異なります。お知らせの項目で詳しく掲載いたしますのでご確認ください。
注意することがあります。このワクチンは大人の肺炎球菌ワクチンについてブログで書いたのと同様に
このワクチンを打てば肺炎にならないというわけではない!!
ということです。あくまでも肺炎球菌による肺炎にはなりにくいと言うことで、ほかの菌やウイルスによる肺炎予防にはなりません。乳幼児に多いRSウイルス、マイコプラズマ、インフルエンザなどによる肺炎には予防効果はありませんのであらかじめ御了承願います。(1回の接種料金は9500円です。)
非常に高価なワクチンですが、もちろん接種しないより接種したほうが、お子さんを肺炎球菌による肺炎から守ることは出来ます。ご希望の方はお電話で、または受付までお申し出の上ご予約下さい。