エアコンの使い方、気を付けて!
本格的に暑くなってきました。毎日30℃以上の猛暑日。本当に嫌になってしまいます。にしかわ医院では熱中症の方でいっぱいです。皆さん熱中症いにならないようにと注意しているのですが、それでも暑さが勝って熱中症になってしまっています。かかりつけの患者さんがフラフラになって来院されるし、病院に搬送された方もかなりいます。残念ながら熱中症でお亡くなりになってしまった方もいて心を痛めています。
熱中症対策で最も重要なことはエアコンの活用でしょう。もうエアコンなしの生活は考えられません。しかしこのエアコンで大きな落とし穴が。今なぜだが咽頭痛・鼻汁・咳を伴う高熱の患者さんがたくさんいらっしゃいます。もちろんインフル・コロナは流行していませんし、横浜市・医師会から注意喚起されている流行中の疾病もありません。どうやらエアコンが原因のようです。
この暑さです。ついついエアコンの設定温度を低くしがちになりますが、部屋の中の湿度がめちゃくちゃ下がってしまいます。屋外は気温35℃で湿度80%、部屋の中は気温25℃、湿度20%。こんな状況が作られています。温度差10℃、湿度差60%の状態の中を出たり入ったり行き来していたら身体がもちません。エアコンの中に長時間いると特に乾燥が激しいので,喉がいがらっぽくなって痛みが出てきてせき込み始めてしまいます。エアコンの効き過ぎている部屋は冬の大気と同じ状況になっています。エアコンをつけっぱなしで寝て朝起きると喉が痛くありませんか。これが続くと扁桃腺が腫れて高熱が出ますので本当に注意してください。
また涼しいし汗もかかないので、ついつい水分を摂り忘れてしまいます。結構脱水の状態で気温35℃、湿度80%の世界に外出するのですぐに熱中症になってしまいます。便利なエアコンも使い方を間違えると病気を誘発してしまいますので、①温度設定はやや高め(外気温とあまり差をつけない) ②涼しくても水分を摂る ③せっかく部屋を冷やしたのですがこまめに換気。この辺りを十分に心がけてお過ごしください。
いろいろ注意事項を並べましたが、人間の身体は徐々に暑さに慣れてきます。暑さはまだまだ続きますが意外と過ごし易くなってくるかもしれませんね。熱中症対策、エアコンの適切な使用を心がければ夏は楽しく過ごせるはずです。海に行く、山に行く、キャンプをする。楽しいことはたくさんあります。しっかり体調管理を行なって楽しい夏にしましょうね!