子宮頸がんワクチンの新規申し込みを中断します

 寒い日が続きますね。花粉症も本格的になってきて体調を崩されていませんか。

お詫びがあります。２月より無料接種できるようになった子宮頸がんワクチンですが、販売業者より連絡があり、ワクチンの製造が間に合わないため医療機関に供給できない旨の連絡がありました。
本年７月までは十分な供給が出来ないとのことで、しばらくの間新規の申し込みを中断いたします。ただし、１回、もしくは２回接種されている方に関しての追加ワクチンは、確保できるよう販売業者に依頼してあります。ご迷惑をおかけし大変申し訳ありません。
しかし、行政も製造元もあまりにも甘くずさんな見通しだったと言わざる得ません。始まったのはわずか１ヶ月前。早くもワクチン不足。新型インフルエンザワクチンの時と違って、十分準備期間があったはずです。接種が見込まれる人数などあらかじめ把握できますし、それを基にワクチンの本数を用意できたはずです。実際接種を行なうのは我々医療機関であり、、十分ワクチンがあると思って始めているわけです。困惑し振り回されるのは末端の医療機関であり、接種を希望される皆さんです。このワクチン不足には私も非常に憤慨しております。ただこうなってしまったからには、もはやどうすることも出来ません。本当に申し訳ありませんが、新規の申し込みは一時中断させていただきます。他の医療機関にもこの通達はいっておりますので同じ状況と思われます。接種ご希望の方は７月までお待ちください。
今回は非常に不快な報告になってしまいました。ごめんなさい。これからは卒園式、卒業式、そして入園式、入学式、入社式といろいろ環境の変わる時期です。風邪をひかないように注意してくださいね。